グレーを基調とした「過去のものになりつつある埋蔵金発掘プロジェクト」の風景
■ 附記

桜の季節は短くて。
いっその事もう夏写真にかえて5・6ヶ月くらい放置してやろうという計画をたてて、例の“海に続く道”シリーズを撮影しようと和歌山に向かった。
ところがどうしたことか?なんだかテーマパークの裏側を写してしまうような形になってしまうのだ。

どこだかのウェブサイトでUSJの周辺リポートという記事があったが、周辺を散策するにしても、中心部分を考慮しておかないと旨い記事にならない。中心部分にもいろいろ種類がある。
要するに今回の作品は当初の意図通りにはいかなかったが、代わりに海賊の財宝探しな感じのイメージでまとめてみた。
海賊の財宝はなぜか波打ち際にありそうで。

ちなみに円月島の周辺は南方熊楠が粘菌の研究をしていたところだそうだ。南方熊楠は水木しげるの紹介から入ったことがあって、どうしても妖怪の一種としてでてくるイメージしかなかったが、本当はどちらかというと学研の『ひみつシリーズ』とか『藤岡弘、探検シリーズ』的なイメージに近かったのかもしれない。
というわけで今回は、昭和のおじさんだけが喜びそうな内容でお送りした。
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■ 識別情報
Series | 有人島の開発 |
Photographer | 九条いつき |
Captured Date | 2017.5.23 |
Location | 円月島周辺 |
Titles | 有人島の開発_01-06 |
Reproduction Limit | 1 |
ID History | yuujintounokaihatsu, yuujintou_re, |
Notice |
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