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■ 普通の生活を撮っても「作品」になるような気がする頃

 

春、サクラ・・・うーん。

マンネリでは?というご意見もあるかと思うのですが、あの志村けん師匠も、立川談志師匠も、そしてコウメ太夫師匠も同じ型を繰り返すことで一つの芸にしていたではないですか!

毎年のようにサクラ撮ってもよくない?

それに同じ題材の作品が複数あると、その時々の様子が分かってのちのち面白い展示会ができるかも知れんのです。100日後にどうなるかはワニでも分かりません。

 

という訳で、今回は近江神宮周辺!
近江神宮といえば競技カルタの聖地。『ちはやぶる』で一躍有名になったのも御記憶されている方がいらっしゃると思います。

競技カルタは百人一首の札をとるための記憶力、歌を聴いた時の判断力、そしてなんといっても対応スピードが勝負の分かれ目。

『ちはやぶる』ではその相似形を描いておりまして、零れ落ちていく青春の中で大切なものを一枚でも手元に残そうとする純粋な熱意が題材となっています。それが共感を呼びますよね。

 

今回の作品ではそれを見習い、新型コロナウイルスで緊急事態発令になり消えてなくなってしまいそうな風景という札をいくつか撮ってみました。

ご覧の通り三つの密ではないので、この人達は外出していて怪しからんというのはご勘弁ください。

 

 

 

 

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