夏の終わりとニンジャ・ハードボイルド・ワンダーランド


■ 夏の風景と夏の終わりの風景

 

何かイベントがある訳でもないのに、特別な日が今年もやってまいりました。8月31日。いやおうなく夏の終わりを感じますね。

今回は珍しく二日に渡る撮影を一つの作品としました。村上春樹風に、「夏の最後」の章と「秋の初め」の章が交互に進行するイメージです。午前中撮影の分は20日の「夏の最後」、午後は25日の「秋の初め」が主になっています。数日の間隔しか開いていないのですが、違いは感じ取れますでしょうか?

夏空はあっという間に儚く過ぎ去ってしまう、それが日本の夏と思うんですよね。

 

ちなみに場所は、忍者の里を縦断する伊賀鉄道周辺です。というのも、今年の夏はなんといっても東京オリ・パラ騒動じゃないですか(パラリンピックは9月5日までですが)。それで散々ワイワイしていた開会式でしたが、個人的にひとつ絶対に足りなかったのが、「ニンジャ」だと思うからです。

いやさ、リオであれだけ推していたマリオが出てこないのにも目を瞑りましょう。東映アニメはオタク趣味だからセーラームーンはご法度でも構いません。ですが、これだけ世界中の人にマスクみたいなものをさせておいて、開会式に一切忍者が出てこないとか、

ニンジャ示しがつかないでしょ。

競技待ち時間中の選手なんか、ソウカイ・シンジケートのラオモトがつけてそうなサイバーパンクなマスクつけてTVに映ってるんですよ?東京なんかもはやハードボイルド・ネオサイタマでしょ。

と思って見ていたのですが、よく考えたら実は忍者は出演していたのですよ。

 

そう、ピクトグラムの黒子として…!

 

それと気づかせず最注目で出演するとは汚いな、さすが忍者きたない。

※証拠に基づかない、個人の感想です。

 

 

 

 

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